わいわい喋ってお酒が回ると2人ともいつもに増してわけわからん会話をし出す。あたしは比較的強いからツッコミ役なんだよね、なぜか。

宏樹君も呆れて見てた。最後の方なんて関わりたくないかのように黙って注文品を置きに来たりしていた。宏樹君と永冨は仲がいいからか宏樹君も慣れてる様子………。

「ありがとうございましたー…」
あほな2人に付き合ってるうちに、もう11時を回っていた。
時間やばい。あたし前回もママに怒られたんだった。途端に家に帰る気が失せた。