誰の前でもこんなになっちゃう自分が嫌。誰と話してても忘れれない。あいつしか想えない。

好きなんてもんじゃない。存在があたしの一部なんだよ。
「いつか戻って来ると思うよ」
「そんなことなんでわかる?じゃあもし戻って来なかったら?」

永冨は少し困った顔をした。

「…知らねーよ、だったら苦しくてもなんでも気が済むまで想えばいいじゃねーか。戻って来なくても死ぬまで想い続ければ?」

苦しいんだよ。想うと泣けてくるんだよ。それでも、想う意味がある?想うことが幸せだなんて、今とても思えない…。