太陽がかっかとあたしたちの頭の上で照る。真昼の公園はなんだか落ち着かない。いつも、ここで会うときは夜だからかな?どこからか正午の鐘が聞こえてくる。
他愛ない話をぽつぽつしてるうちにこんな時間になってた。

あたしはブランコから立ち上がった。
「そろそろ帰ろっかな…」
「もう帰んの?」
「なんで?あ、わかった、いて欲しいんだ?」
冗談ぽく言った。

ん?前にもこんなこと言ってたような…。
それでこいつは顔をしかめて「俺そんな寂しい男じゃねえもん」って。ほんとガキだよあんた。あたしたちが一番最初にここで話したときのこと。懐かしいな〜。たった1ヶ月しか経ってないのに。