チュンッチュンッ



「んん~。・・・あれ」


そっかそのまま、気絶したんだっけ?私?


「もう、朝か・・・。」


時がたつのは早いな。




学校に行く準備を始める。



あっ、今日は学校休むんだった・・・。


最悪だ。


あいつら、そう今日は家族と会う日。


美紀と両親と私。まっ、家族なんておもってもないけどねっw



ドレスに着替えて、一カ月に一回しか見ない電話番号に、


電話をかけた。



「準備ができたわ。迎えに来て頂戴。」



そう、家のときはお嬢様のような言葉づかいをしなくてはいけないのだ。


ピーンポーン・・・。




「今行くわ。」



そう言って、私は迎えにきた部下と一緒に本家へと向かった。