カーテンの隙間からまぶしいほどの朝日が一日の始まりを私に教えていた。

時計を確認して、

して?


「うそでしょ・・・。」


私は、ぽつりと呟いた。

でもけして嘘ではない、今の時間は


PM9:00


「やっばい!!急がないと。」

なんとか、15分で準備を終えて靴をはき


「いってきます。」


静かに家を出た。


パタンッ



誰もいなくなった広すぎる部屋に虚しい音が響いた。