「あれ??アリスちゃん?」


は??何で話しかけてくるわけ・・・ほんとうざい。


「美紀、この子知りあい?」


美龍達が、誰だこいつみたいな目で見てくる。


「うん!!友達の姫崎アリスちゃんっていうの!!」


「そうなんだ。」



「久しぶりだね!小学校ぶり!!同じ高校だなんてびっくりだよ~
 これからよろしくね!」


聞いていればべらべらと、喋りやがってうるさいわ。


「美紀、階段で立ち話もあれだし屋上で話したら??」



え・・・。別に私話すことないんですけど。

しかも、屋上って美龍のたまり場ジャン・・・。

よし、ここは断ろう。うん。


「あの、別に話すことなんて・・・「じゃあいこっか!!」」


こいつ遮りやがった。


しかたなく、ついていくことに。