階段に、コツコツと私の歩く音が響く私のクラスがある3階から、
一階まで下りてくると、とっても静かだった。

あれ??



なんか、話し声がこっちに向かってきている・・・。



いやな予感。




「美紀、鞄もとうか?」

「大丈夫だよ、重くないしw」

「髪今日は、結んだんだ。」


「うん!気分転換!!」



なんて、たわいもない楽しそうな会話をしている。


最悪・・。



あいつらと、鉢合わせかよ。



大丈夫大丈夫。


そう自分に言い聞かせて、何もないかのように


美龍達の、横を通り過ぎようとした時。