ー…電話、でなきゃよかった。そしたら次の日にはやっぱり別れなくていっかって気になってたかもしれないかな。
わかってる、直樹が好きなんじゃなくて彼氏っていう存在に惹かれてたこと。
直樹には本気になったらいけないと思ってた。
翌日菜津音は学校を休んで里香と遊んでいた。
「それにしても菜津音早いね、早い。早いよ」
「あたしはもっと付き合ってたかったのにさ…」
「ていうかわたるくんも何なの?散々押してきて彼女つくってたんだけど」
「え!そうなの…?」
「…うん」
二人はしばらく黙っていた。
話すことはたくさんあったけれど今はこうしていたい気分だった。
わかってる、直樹が好きなんじゃなくて彼氏っていう存在に惹かれてたこと。
直樹には本気になったらいけないと思ってた。
翌日菜津音は学校を休んで里香と遊んでいた。
「それにしても菜津音早いね、早い。早いよ」
「あたしはもっと付き合ってたかったのにさ…」
「ていうかわたるくんも何なの?散々押してきて彼女つくってたんだけど」
「え!そうなの…?」
「…うん」
二人はしばらく黙っていた。
話すことはたくさんあったけれど今はこうしていたい気分だった。
