親から守れるのは俺


楽器を吹き始めてから2時間が経った




「よく、違う楽器を吹き続けてられるね~」


『そんな…』


「今、木管と金管を半分ずつくらい吹いたんだけどどう?」


『えっと…金管?の吹き方が難しいかな』


「そっか、たぶん金管のマウスピースが合わないのかもね、リードはどうかな?」


『悪くないと思う』


「なるほどね~、ちょっと向こうで休憩しない?」


『大丈夫です』


「そう?じゃあ終わったらお茶でもしよっか」


『はい』