親から守れるのは俺


「ここに座って」




個室にあった椅子に二人で座った




「初めまして、北野綾子です、圭人の義理の従妹です」


『あ、初めまして、北野沙紀です、昨日東京に来ました』


「そうなんだ、実は、18歳だけどダブっててまだ高2」


『私は、高2です、圭人が言ってた同じ高校に通う従妹って綾子さんですか?』


「綾子って呼んで?それかお姉ちゃん!」


『じゃあ、お姉ちゃんで…』


「きっと、同じ高校だよ!一緒に行こうよ!」


『はい!(なんか、全然思っていたよりも楽しい人みたい)』


「あー、もっと話していたいけど、決まらないとお兄ちゃんに怒られちゃうから決めてから話そうか」


『あの…何を…?』


「店内みてわかると思うけど楽器を」