親から守れるのは俺


沙紀はそのまま寝てしまったらしい


圭人は沙紀をベッドに寝かせると、静かにピアノを弾き始めた


圭人はピアノを弾きながら沙紀のことを考えていた




これからどうやって親から守ってやれるだろう


養子縁組届は出してないだろう


それにしてもだいぶ疲れていたようだな


久しぶりに泣いたって言ってたし


これから一週間、どこで寝るか…


さすがに同じベッドはな