「君が沙紀ちゃん?」


『はい…圭人さんですか?』


「そうだよ…親父は?」


『寝ていると思います…たぶん…』


「そっか…」




そういって圭人は靴を脱ぎ、コートを脱ぎ始めた




『あの…』


「うん?」


『今、圭人さんの部屋使わせてもらってるんですけど…』


「そうなんだ…もし嫌なら親父に言うといいよ」




コートを脱いだ圭人は部屋に入って行った


それに続いて沙紀も入る