特に車の中ですることのない沙紀はぼんやりと初めて来る東京の風景を眺めていた


するとあっという間に高級マンションに着いた




「ここが君たちと一緒に住むところだよ」


「スゴ~い」


『(大きい…)』


「ここの最上階だから、12階には圭人が住んでるから」


『(圭人…息子か…)』




3人でエレベーターに乗ると最上階へ向かった