久遠の剣客



――自分だけ被害者ぶった言い方だな?
お前はあの日…あの化け物に喉元を二胡の弦でぶち抜かれて御陀仏だったから知らないだろうが…俺達はその後も大変だったんだ…。


銀狼に突っ込まれて私は言葉を詰まらせた。


――あなた達だって…私の気持ちなんてわからない!!

あの絶望的な中2人はどうなったんだろうって頭をかすめた事もあった…。
第一…なぜ私は伽耶の意識のまま生まれてきているのか…それすらもわからないのに…誰にも伝えられない…この思いも………。