なにげに私もふと見上げる…。


雄大な空を大きな翼を広げ太陽と重なるように眩い日差しに思わず目を覆う。



―――奴にきくといい!!!




―――奴???



なんのことだかわからないがあまりの目映さに視線をあげる事ができずいまだなれない視点でぼやけた景色を見送った。