劉軌くんの言葉に確かに…と私も銀も頷く。 いよいよ彼女が二胡を構え始めると…同時に身体がまた悪寒を走らせる。 「――すみません…。 ちょっとお手洗いに…。」 私の異変に気づいた二人がいち早く察知してその場を取り繕い席をたとうとした時…キーンと不快音が鳴り響いた。 ―――銀狼と鷹を守らなきゃ…!! そういう思いに駆られた瞬間…化物が姿を現した。 咄嗟に銀が時の霧をはり周囲の動きを封じるものの化物の威力がまさっているのか…私は中央へ鷹は左へ銀は右へと弾き飛ばされた。