土埃が舞うなか巨大な身体は地面に吸い込まれるように倒れこみやがてそのまま砂のように崩れて風に舞うその先に例の男の影が土埃の中から鮮明にうつる。 ズズ………と音を立てて流れるように崩れて消える中を影は剣を抜いて白煙から姿を現した。 ―――こいつ……。 ただの妖術使いじゃない…!! 直進してくる彼に対して警戒心を露わにして身構える。 「――おや……? 機嫌が悪そうですね…。 助けない方が良かったですか?」 なぜか私に持っていた剣を差し出し憎らしい嫌みを放つ。