―――調和がとれなかくなったからってそんなに焦らなくてもいいんじゃないんですか? 淡々とした口調で鷹が話す。 ―――何が言いたい? 苛立つ銀狼の声が胸を詰まらせた。 ―――彼女の気持ち…。 いいじゃないですか…。 所詮男と女…。 惹かれあう事だってありますよ!! 冷静に話す鷹の言葉はなんだか鋭く響いた。 ―――そんな事言ってる場合かよ!!! わかってんのか?? もしあいつが自分の二胡を取り戻せなかったらまた化物の好き放題になってしまう!!