私をのせたまま普通に歩きだす銀狼だけど…いつもより上にのってる私の事を気遣うように思えた。 白い霧で覆われたとばりがいつもより薄く感じる。 ―――くそっ……!! やっぱりダメか…!! その現実を一番受け止めてるのは銀狼みたいで…悔しそうに言い放った。 どうにかできたらいいな…と思いながら街を再度見渡しふと右手に目が止まった。 ―――そういえばけの間右手にあった痣のような紋章でわからないかしら…? ふいに右手をみる仕草に鷹が気づき声をかけた。