久遠の剣客



でも幾ら心で念じても…銀狼に私の声すら届かない。


―――ねえ…。

なんかおかしいんだけど……!!

銀狼にいくら心で念じても届かないの……。



祈る気持ちで私は鷹からの返事を待つと…神妙そうな声が届いた。



――さっきから何度も試みてるみたいですが…彼の方からも無理らしくて……。


――えっ………!!


鷹の言葉に私は銀狼の方を振り向いた。


何も通じてない――。


今までこんな事があっただろうか?



ノートの切れ端に…

『さっきから何度も心で念じても銀狼に届かないの……。』

と書いて銀狼に向かってなげた‥。