久遠の剣客



ひとまず借りたい本を選ぶため…私達はそのまま本棚へと向かう。


図書室には本当に久し振りで暇さえあれば…音楽室とかで二胡を弾いていた。


その方が安心できたからだ…。



図書室には課題図書の本を借りたりするくらいで滅多な事がない限り行かなかった。



―――えっ……と…。

五胡十六国時代の本は……と探しても文献資料が少ないせいかこれといったものが見つからず中国の歴史とかをみていた時だった…。



―――お嬢さん!!!


誰かから呼ばれた気がして立ちどまったそこに古いカバーの本があった。