――そ、そんな能力があったなんて…私知らなかった…!
なんで私には鷹と狼にしか見えないんだろう………。
俯いた私の肩に手を置いて鷹が答える。
――あいつはあやかしの元を見破る妖術がありました。
あなたがかけたにしても妖術は妖術自分でかけたのならなおさらその大元が見破れるはずきっとそのせいでしょう!!
俺達も化物に名前をいわれて術をかけられたけどあなたにはかからず不完全な呪詛のままでしたし…あっ…それとも俺達の姿見たかったですか?
思わず聞かれた言葉に図星をさされてドキっとしたけど平静を装いながら返した。
―――別にみたかないわよ!!

