―――お前の下らないちっぽけな感情でまた千年以上も待たされるなら…そんなの一時凌ぎのもんだろう…!! 千年以上の年数かけてもそんなに大切なことかよ!! 水道の蛇口をキュッと捻る私の背後をすり抜けながら銀狼の残した言葉に口を噤む。 銀狼の言ってる事ももちろんわかる…。 わかる…けど…今の私にはそこをどう乗り越えたらいいのかわからないんだもの!! 言い返せない想いにやるせなさを感じ私はタオルを脱衣所に投げ入れその場をあとにしてダイニングテーブルに戻ると母親が鳥籠を庭の木に吊していた。