久遠の剣客

切々と伽耶の時代が脳裏に思い出される…。

あんな乱世の時代でも家族揃って笑いあったそんな思い出もある…。

街にお偉いさんがくるといって兄と一緒に見に行った事だってあった。

小さな私にはどんなにも勇ましくその武人達はみえただろう…。

この平和な暮らしがずっと続くそう信じながら兄の肩に乗っかり手を振った幼い伽耶…。


家がなくなってからは…申し訳ないけど私は自分達が生きる事で必死だったから、どこの国とどこがせめてきたなんて想いも止めなかった。

ただ必死に化物に積年の恨みを晴らす事だけを胸に秘めて………。