――そうだったのね…。
それで…あなた達は私の魂と声がこの二胡のなかにあることを知ったのね。
二匹は互いに顔を見合わせて頷いた。
―――ただ…困ったことにもなっている。
化物は俺達を追いたて二胡を奪うつもりだ…。
―――なぜ…?あの化物が今更二胡を……?
話の筋がよくわからなくて渋る銀狼に問いかけると舌打ちしながら鷹をみた。
―――早い話が二胡に閉じ込めたのは伽耶の魂…。
伽耶は閉じ込める前あの化物の九つの尾を飲み込み二胡の中…。
当の化物は力を失いできる事といえば空間を切り裂き次元を行き来する技しかない…。

