「翼はホント彼女作る気ねーの?」 「……哲は…あるのかよ……」 「どーだろなー。今は委員長の仕事片づけるので手いっぱいってかんじかな」 「でも美優知ってるよー!哲くん昨日女の子からクッキー貰ってたでしょ?!」 心臓がエグられるような 激しい胸騒ぎがした。 「うわ!!見られてたのかよ?!」 顔を赤くしながら真っ黒の髪をかく哲の顔を直視することができない。