目をあけると教室には1人だった。 「もう放課後か」 帰んなきゃ。 「たく、起きんのおせーよ」 「なんでいんの」 なんで なんで もう関わらないでよ。 あいつに見つかったらあんたまで殺される。 「なんでって一緒帰るからだよ」 「もうあたしに関わんないでよ!」 棗は眉をひそめた。 「は?意味わかんねーよ。」 「あんたまで犠牲にしたくないのよ!」 「は?」 「もう関わらないで」 あたしは教室を出て行った。 泣くつもりじゃなかったのに。 どうしてよ。