日「お母さん、お医者さんから病名…聞いた?」
母「………え…ええ、」
日「何て?」
言いたくなさそうに顔を俯けた。
言いたくないのなら仕方がない。
自分で言うしかないよね?
日「お父さん……と同じ…?」
母「ッ!」
お母さん…確実に焦ってる…。
日「そんなに焦らなくてもいいのに。(^-^)」
母「ごめんね…?」
え?
お母さん…。どうして謝るの?
よけいに苦しくなるじゃん。
やめてよ。そんな悲しそうな笑顔見せないでよ。
日「後何日の命って?」
母「3ヵ月…だよ?」
日「3ヵ月か…。3ヵ月もあれば、裕と奈都にバイバイできるね♪」
母「日和…。」
気づけば私の頬に涙が流れていた。

