ここ、どこだろう? 私は何でこんなとこにいるんだろう? そこは、なにもない真っ白な世界。 「……なにもない」 私はそう呟いていた。 けど、ホントになにもないのだ。 私は不安になった。 私、一人? 何で? 泣きそう。 「…飛鳥?」 急に声が聞こえた。 大好きな彼の甘い声。 私の気持ちは晴れやかになった。