『武士ドルが斬る!?』 〈後編〉



 過去に私が吉乃だった夢に…濃姫や過去の諷馬が出てきてそこには…私の大切な人…殿の姿があった。


 私はその夢の中で病気で自分の死期が近づいているのも知っていた。


 そんな私を殿は…あえて自分の家臣達の前で長男、信忠の生母であることを伝え更に正室と同様の待遇を家臣達にも誓わせたのだ。



 そんなこんなで私は…新しい城…小牧山城で療養生活が始まり殿と濃姫と変わりで看病してくれた。

 そんなある日…殿の変わりに濃姫から殿が私の病を治す為…宣教師達から『魔王の書』なる文献を手に入れた事を聞いていた所で敵に狙われたものの生駒の屋敷に仕える忍び‥私の弟諷馬の前世である肴を含む忍び達のおかげで難を逃れた夢を見ていた所で濃姫の声が響き目が覚めた私は病院のベッドの上だった。