―――ところ変わり。
車に揺られること…再び過去の夢をみていたが諷馬に叩き起こされて辺りを見回した時は…すでに薄く夜明けの空が明るくなっていた。
やがて権田教授からの一通のメールが入り私達は最後のパーキングで休憩をとるため立ち寄った。
ぶっ通し車を運転していた諷馬は‥大きな欠伸をした後共に車から下りて権田教授達と休憩所に腰を下ろしたものの諷馬から前世の夢を指摘された事もあり自分が吉乃ということに対しての不信感を抱えながら‥この先の道のりを説明する権田教授の話を聞いた。
やがて…説明も終わり諷馬と一緒に車へと戻ったものの…寝付けずに再び外へでた時徳家くんと出会い彼の運転するレンタカーのトラックの荷台の後ろにもたれながら夢の内容の事…諷馬から言われた事を徳家くんに相談した。
