―――夜風が肌を撫でる感触に目を覚ます。 気がついた私はゆっくり身を起こしながら辺りを見回す。 固い荷台に薄暗い中に差し込む扉からもれてくる微かな光に照され横たわる同乗者達をうつした。 ゆっくり…私は深呼吸しながら扉に近づき微かに漏れる光の先に目をおしあてた。 ――――コツコツ……とブーツらしき音が近づいて私達のトラックの前で止まった。 目の前が視野がだんだんとひろがる。