『武士ドルが斬る!?』 〈後編〉



 室町後半以降のモノではある事が判明したばかりではなく…保存状態も今までに例をみない程よくまるでその時代からそのまま持参されたような真新しい状態で見つかったらしいのだ。



 しかもその現場の後に複数の草鞋の足跡を辿りついた寺に漂流したモノを保護している寺こそがなんとあの本能寺だというのだ…。



 現在の本能寺は事件があった本能寺の変以後…豊臣秀吉の命により現在の京都市内中央区本能寺南町付近に移され再建立された…。


 しかもその再建立させたその人物…豊臣秀吉がその本能寺の高僧に“禁黙口伝”なる文を送りそこに書かれていた内容に“漂流する旅人を迎え入れる事と‥。”記してあったというのだ‥。