相変わらずあどけない笑顔を浮かべた徳家くんは先程‥私達から受け取った火縄銃をかまえた。
「お‥お‥俺!!
そんな物騒なモノ使えないよー!!
だって‥銃刀法違反だぜ~!!
ぜ‥ぜ‥絶対無理だよ!!」
情けない声をあげて諷馬は泣き言を並べる最中・・。
-----カンッ……。
一瞬何かが諷馬のすぐ横を横切り音とともに屋敷の屋根に突き刺さった。
「--------わあああああああっ・・・!!
ヤ・・矢だよ---------!!!」
諷馬の真横を横切った正体を目の当たりして悲鳴を上げた。
「まったく!!!
戦国まできて草食なんだから‥!!!」
その様子を見ていたママが諷馬の草食っぷりをみて嘆く。
「―――弟!!!
火縄銃をこう持て……!!」
情けない声をあげていた諷馬に見かねた殿は火縄銃の持ち方を伝授した。
「ちょっと……!!
俺達……!!
あんたらと違ってこんな危ないモノ慣れてないんだから出来るわけないじゃん!!」
殿の言葉に諷馬は噛みつき反論するものの殿は冷めた目つきで答えた。
「やらなきゃ………!!
現代に帰れんだけじゃ!!!」

