「さあ‥‥‥?
それは‥‥‥殿のみぞ知るって感じですよー。」
相変わらずの涼やかな笑顔で徳家くんは言葉を返すと私達を見下ろした。
「さあ‥‥‥彼等にも火縄銃を‥‥‥!!!」
戸塚教授がいつの間にやら先ほどの箱を運びだして私達の前に置いた。
「わかりました!!
ママ‥‥!!
ひとまず渡そう‥‥!!」
戸塚教授から背中を力強く押され私は梯子に足をかけママが箱から取り出した火縄銃を受け取り徳家くんと諷馬に渡した。
「頑張ってね‥。」
火縄銃を受け取った二人は神妙な面もちで頷き殿をみると殿は既に火縄銃の銃口を藤吉郎にむけていた。
「ヒィィィ~~~~!!!
お‥お館様お許しを‥‥‥!!!!」
銃口を向けられた藤吉郎はいうまでもなく必死に懇願するにも関わらずジリジリ‥‥とひきがねをひいた。
「ま‥マジで撃つきかよっ!!!」
その様子をみた諷馬は冷や汗を拭い困惑している横で徳家くんは諷馬を対面して背中を軽く叩いた。
「さあ‥‥‥。
俺達もひと仕事しましょうか?」

