『武士ドルが斬る!?』 〈後編〉



 「―――あれが……火縄銃……。」




 歴史の時間でも聞き覚えのあるどこか懐かしい響きのあるワードに心惹かれて私は半田刑事の持つ火縄銃を見つめた。




 「この火縄銃を使って……濃姫と帰蝶のしんがりの援助をと思いますがご婦人ともいかがかな???」




 「えっ…………???


 も………もしかして私らもするの??」




 思いもよらぬ半田刑事からの申し出に私は驚きの声をあげると…半田刑事はニマリと悪戯な笑みを浮かべた。




 「―――他に誰がおりますか…?


 火縄銃の使い方は…戸塚教授より教わったらええし……ここにいる4人で援護するくらいしか方法ないと思いわれますわ………。


 お二人とも……射的のご経験おありでっか?」





 半田刑事は相変わらず悪戯な笑みを浮かべつつ私とママを見つめた。




 「………一応………あるけど…………。」





 射的やったからって銃全般使った事なんてないド素人の私達が使いこなせるのかにわかに不安になるものの半田刑事の最もな意見に言葉を失い苦笑いを返す………。




 「まあまあ………まずは触ってみて教わってみて使ってみるから始めましょうや……!!!」




 苦笑いを続ける私達の様子を察した戸塚教授は箱の中から火縄銃を取り出して私に持たせた。