「一体……サブちゃん何する気なのかしら~?」
脳天気に殿が去った方角に目を向けて呟くとそれを見ていた半田刑事が立ち上がった……。
「いくら……戦国といえども…まだまだ濃君には殿を現代で守ってもらわなければならないし……ここはわしらもいっちょやりますか!!」
「そうですなー。
暦の事だって…まだ濃姫様には協力してもらわなければなりませんしな………!!!」
半田刑事に続き戸塚教授が立ち上がって応戦を決意した。
「濃君いい男っぷりだしね……。
人の恋路を邪魔する者は馬に蹴られてあの世行きにしてやりましょう!!!」
二人の勇姿に感化されたママが私にVサインをしてみせたのに元気づけられて力強く頷いた。
「そうなれば…ひとまず武器が必要ですな!!!」
戸塚教授がニマリと笑うと半田刑事がその合図を待っていたかのようにいきなり囲炉裏の近くに歩き天井から吊してある鉄の自在鉤(ジザイカギ)を引っ張った。

