「見せしめと言えば…外の連中かなりの数でしたよー。
そちらの方の連れの者ですか?」
徳家くんが屋敷の周りを詮索した状況を淡々と話した様子に殿に素早く目を細めて藤吉郎を威嚇されゴクリと飲み込んだ。
「しかし…ここが戦国時代なんて…未だに信じられない…。」
戦国時代へとやってきた感想をしみじみと語った。
「そーいえば…私達どーやってたどり着いたのかしら?」
戸塚教授の言葉にハッとして声をあげた。
すると近くに座っていた諷馬が興奮気味でその時の事を話始めた。
「よくぞ聞いてくれましたって感じだよっ!!!
俺…トラックの助手席に座ってたんだけどさー!!!
わけのわからない敵がきてトラックの上で例の忍び一味と刺客の忍び一味と戦ってたんだけど…いきなり雲行き怪しくなってトラックめがけて落雷したかと思いきや目の前の光が晴れたらいきなり山の傾斜を下っていてさあ………!!!
しかもクネクネとわけのわからないように山の木がトラックめがけてよってきて柴田さんがブレーキかけても急降下したまま止まらなくて最終的にはトラックに絡まってきた木の網の中に落ちた先がこの屋敷の前だった…ってワケだよ!!」
諷馬は蒼白した表情でその時の恐怖をリアルに物語った。

