な、なぜに水沢くんが立候補を? 頭にハテナが浮かんだ。 ……というか、女子のみなさん、ぜひとも代わってください。 ぶっちゃけ実行委員とかあたし、向いてないんです…。 「それじゃあ野上と水沢。明日から集まりあるみたいだから、よろしくな」 「……はい」 「はい」 だからと言っていまさら「無理です」なんて空気読めないこと言えず…。 私は力なく返事をした。 そしてその夜。