「ちゃんと守ってよ?守らなかったら…死よりも恐ろしいバツを与えるからね」 「は、はい…!」 なんか、ヒミツを知った私よりもヒミツを知られた水沢くんの方が上手なのは気のせいかな。 まあ…いいんですけどね。 「それじゃあ、ヒミツ共有ついでに…さらにヒミツを増やそうか」 「……へ?」 ヒミツを増やす? どういうこと…? 「今日から野上さんは、僕の召使いね」 「めしつかい……?」 それって王様に向かって頭を床をくっつけてハハーッみたいな、そんな感じの?