うぅ……。 私の意気地なし。 そんなことを思いながら自分をとがめていると……。 「あ、アミダには掛川さんと、野上さんも参加してね。“女子全員でアミダくじ”だから」 「え~?」 「……えっ?」 塚本くんから、思いもよらない言葉がかかる。 それに対してサアヤちゃんは不満そうな声をだし、私は驚きの声を上げた。 え、わ、私もアミダくじに参加していいって、言ったよね……。 信じられなくて、まばたきを繰り返した。 「今、水沢くんがアミダくじ作ってくれてるから、できたら順番に名前書いて行ってね」