水沢くんとかかわりがなくなって、3日がたった。
今までのことがウソのように、驚くほど水沢くんとの接点はなくなってしまった。
2か月くらい前は……これが当たり前だったんだよね。
今朝も、いつものクセでお弁当ふたつ作りそうになっちゃったし……お昼休みのときも、水沢くんが声をかけてくれるのを待っている自分がいた。
……でも、水沢くんは声をかけてはくれなくて。
3日たって、ようやく私たちはなんのつながりもないんだ、って思い知らされた。
……寂しいな。
水沢くんを好きだと分かった今、ものすごく水沢くんが恋しい。
あんなに……憂鬱だったのに。
チラリと水沢くんに視線を移してみると、彼はぼんやりと窓の外を見ていた。
水沢くんも……少しは、寂しいって思ってくれてるのかな……。