イジワルするのはキミ限定*



「あああ、あの……っ!?」



「起きちゃダメ。ほら、はやく言って」



キスされた拍子に飛び起きようとしたけど、水沢くんに制されてしまう。



そしてまた催促してきた。



「〜〜〜っ……さ、さみしかったです……」



「……よくできました」



「ひゃいっ……!?ちょ、水沢くん!?なにして……っ!」



私が言い終えると水沢くんは満足げにそう言い……ぎゅっと私の体を抱きしめてきた。



一瞬なにが起こったのかわからなくて、慌てふためく。



そんな私を見て水沢くんは「これも看病の一環だよ」と言った。