早川大和は私が座っている横に座り、有紗は私の目の前の地面にしゃがみこんでいる。

「ごめんな?わざとじゃないんだ。階段で遊んでたら落ちちまって」

「なんで階段で遊んでるの?!子供みたい!」

有紗が早河大和を睨みながら言う。

「だからごめんっていってんじゃん。まさかキスぐらいで泣くとは思ってなかったし・・・」

「ぐずっ、キスぐらいってなに?!あんたにとってはどーでもいいかもしんないけど、ぐずっ、私にとってはファーストキスだったんだから・・・!ぐずっ」

「悪かったよ、ホントごめんな?・・・そうだ、忘れようぜ、今日のキスは」

「は・・・?」