好きになったのは不良さんでしたっ!?

今日は入学式。

私は自分の部屋のベッドで目覚めた。

重たい体をゆっくりと起こす。

「おはようございます。檸檬様」

「おはよう、清野さん」

私は笑顔で挨拶を返す。

この人は私の専属メイド。

と言っても歳はあまり変わらない。

清野さんは静かに私を見つめて言った。

「呼び捨てでよろしいと何度も…」

私は静かに首をふった。

「私が言いたいから言ってるだけ」

私はお金持ちの人間。

だけど、礼儀はきちんとする。

これが、私のモットー。

私は清野さんに尋ねる。

「朝食の用意は?」

清野さんは静かに微笑む。

「もちろんできております」

私は笑って「分かった」と言った。

清野さんが出ていった後。

私は早速着替えを始めた。

今日から私は高校生になるんだ。

なんだか信じられない気持ちだった。