ベッドから始まる恋。






『ハルー、あの子大丈夫か?』

『へ?うわ、寝ちゃってる!』

『お前もうあがりだろ?ついでに送って行ってやれよ』

『うん、じゃあそうします。霞ちゃーん、大丈夫?』

『…だいじょーぶ…』

『どう見ても大丈夫じゃなさそうだけど…ってどうしたの?泣いてる』

『なきたくもなるよー…』





「何でか泣いてて…とりあえず送って行こうと体支えて外に出たんだけど」





『家どこ?送るから教えて』

『おくらなくていい…かえりたくない…』

『?どうして?』

『ひとりに、なりたくないよぉ…』