「……」 そう思い、自分の下腹部を確認してみる。が、ズキと鈍く痛むそこから事があったのは明らかで (…か、確実に…してしまった…!!) その事実に、血の気がサーッと引いていく。 何で…何で何で何でっ… 何がどうなってこうなる!?全くわからないし覚えてないしっ… 「っ〜…」 とりあえず、逃げる!! 私はそう急いで着替えては、せめてもの気持ちでテーブルに一万円を置いてその部屋を駆け出した。