ーバタン、 「……」 「……」 そして二人きりとなった小さな部屋で、ハルは腕を力強く掴んだまま。 「…いきなり、何を…」 「それはこっちの台詞」 「…?」 「いきなり家に来て押し倒されて、かと思えばフラれて…電話も出ないし店にもこないし、かと思えば違う男と来て口説かれてて…こっちが何なの?って感じなんだけど」 「…、」 言われてみれば、確かに… そう思わず納得してしまう私に、ハルは突然私を抱きしめる。