「うがっ…!!」
日比野はしばらく息がきれていた


「…じゃあね」
私は階段に向かった

「おいっ…」

「なに?」

「…っ…おまえ…恐矢中出身か?」


「は…!?」
私は驚いた。
「なんで…分かったの?誰も…私と同中いないのに…」恐矢中はヤンキー校と呼ばれていて、私はそのテッペンだった


「今気づいたよ。1回オマエとケンカしたことあるし」

「え…?いつ?」