小さいお姫様




ざわっ、となる教室。
クラス中が一瞬、時が止まる。




みんなが唖然としていると。


「ひゅっ・・・ヒューッ♪」


2~3人の男子が、ひやかしを入れた。
それに続いて、次々と・・・。

「悠牙、ずりぃぞ~!」


「加藤さんと悠牙君かぁっ!」



など。
悠牙の親衛隊は、顔が引きつっているけれど。


クラス中が、2人を祝福ムード。